映画の見方が変わる!フード理論とはいったいなんなのか
もはや映画好き、ラジオ好きにはあたりまえの用語になってしまった感もある「フード理論」、ご存知でしょうか。
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(以下タマフル)」にて、お菓子研究家の福田里香さんが提唱したのが始まりでした。この「フード理論」、実は映画の観方を変えてしまうくらい、新しい考え方(というか今まで気付かなかった)だと僕は思うのです。
明らかにフード理論以前と以後では、映像作品の見え方がちがってきます。
フード理論とは、
- 善人は、フードをうまそうに食べる
- 正体不明者は、フードを食べない
- 悪人は、フードを祖末に扱う
これだけ読むとなんのことやらですが、最近ちょっと思い出したので、改めて書いてみようと思います。
詳細は以下より
フード理論登場前夜
映画監督の細田守さんがゲストの回に映画「サマーウォーズ」についてのリスナーとしての投稿が、実は最初にフード理論が世に出た瞬間です。
目からウロコ、というか今思えば、これは自作自演なのか、とも思われる投稿(過去にも星野源さんとか三宅隆太監督とかw)ですが、なるほどこれは新しいと当時衝撃を受けたのを記憶しています。
アニメ版時をかける少女は一般にはタイムトラベルものの傑作として言われていますが、細田アニメは観方を変えるとフードアニメの傑作でもあるのだ
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この細田守インタビューを全編聴きたい人はこちらにアップしておきます。
七人の侍についても言及されていますが、本当に素晴らしいロジック。
そしてそれが縁で、まさかの特集。
名作の裏にはフード理論あり 福田里香のフード理論
名作「七人の侍」におけるフード理論的解釈として特集が組まれました。
前編
後編
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これを踏まえて七人の侍を観ると全く観え方が違ってきますので是非再度観てみる事をおすすめします。
腐女子的トークも相まって、タマフルのゲストらしいトークが本当に素晴らしいです(超褒め言葉
なぜ宮﨑駿アニメの食事シーンはグッとくるのか 特集
そしてまさかの福田里香先生の第2弾特集
食事シーンといえば思い出すのが宮﨑駿監督作品。それをフード理論として紐解く素晴らしい企画。これは本当にやって欲しかった。
「なぜあれほど美味しそうで、なぜあれほど記憶に残るのか、それは宮﨑駿が生粋のフード作家であるからだ」
もうなんというか、言い回しがたまりません。
冒頭のダメダメな茶番も大変タマフル的で、とてもよいです。
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宮﨑駿作品における最大のフード的特徴は美味しそうな食べ物が一杯でてくるよね?といった漠然としたレベルではない。宮崎監督は、食べさせるべき人にはちゃんと食べさせ、心が通じ合わないひととは決して一緒に食べさせないという、確固としたフード文法を持つ稀有な作家なのだ」
鳥肌モノですね。
などのワードがゾクゾクしますねw
その後も、宇多丸さんの映画評には度々「フード理論」という言葉が出てきます。福田里香先生、すごい!
そしてこのフード理論が本に!

ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50
- 作者: 福田里香,オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: 単行本
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是非、映像作品を観るときには「フード理論」を踏まえて観る事をオススメします。