キャンプで天国のビーフシチューを作ってみた【レシピあり】
最近キャンプを始めてみました。
キャンプと言えばBBQ
と思われる方は多いと思いますが、実はキャンプでBBQグリルで肉だけを焼く人はそんなに多くないのではないかと僕は思っています。
昼頃着いて、テントとタープを設営して、炭火起こしたらもう3時には宴会が始まってしまいます。
BBQってただ肉を焼くだけなので、何度もやってると本当に飽きます。
そういう理由かどうかはわかりませんし、なによりも牛肉のコスパが悪すぎるので、焼肉をする感じのBBQはやりません。料理を何時間もかけて完成させる方が達成感があるので、時間に余裕がある限りちょっと手間な料理を作るようにしています。
というわけで、キャンプと言えば煮込み料理だと僕は思っています。
煮込みだけではアレなので、七輪的なもので魚や野菜など、つまみになるようなものを軽く焼きます。そのときに便利なのは、カセットコンロのボンベが使える炉端大将です。
イワタニ 炉ばた大将 炙家(あぶりや)W 【カセットガス式 網焼き・串焼き専用器】 CB-RBT-W
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今回は「炭を買わない」をテーマにやってみました。全部カセットコンロとガスバーナーでまかないました。
料理はビーフシチュー。貧乏性な僕はこのビーフシチューというものに昔から特別なものを感じてしまうのですw
こちらのレシピでビーフシチューを作ってみました。以下引用
材料(直径30センチくらいの鍋一杯分。かなり大量。8人分くらい)
- 牛肉1キロ強(3−4センチ角に切る)
- 各種野菜。切った状態トータルで、見た目がこれまた切って山積みした牛肉の倍くらいになるように。何を使うかは好みで。
- 赤ワイン1本(安物/冷蔵庫に1ヵ月死蔵されてる残りもの寄せ集め等で十分)
- トマトの水煮缶400グラムくらい(または、トマトペーストとトマトジュース)
- 香草/香料(セロリの葉、パセリ、ネギ、つぶしたニンニク、タイム、ローズマリー、ローリエなど。野菜類は後で取り出すので切らなくてOK。全部なくても、とりあえずある材料だけで問題なし。タイム/ローズマリー/ローリエはたくさん入れると薬臭くなるので、ちょっとずつでいいです。ローリエは2−3枚くらい。)
- 小麦粉、塩、こしょう
- カラメル用にグラニュー糖大さじ4
- ブールマニエ用に小麦粉とバター各50グラム
野菜について
- ジャガイモ、人参、マッシュルーム、タマネギ、セロリの茎、マッシュルーム、大根、カブなどなど。大根とカブを入れると、とっても優しい味になるので大変お勧め。適当なサイズに切る。大根は1センチくらいの輪切り。野菜は全て面取りすると本格的です。
作り方
- 牛肉に塩こしょうし、小麦粉をつけて余分をはたいて落とす。フライパンに油を入れて煙が出るまで熱してから肉を入れ、表面をこんがり焼き、焼けたら煮込み用鍋に投入
- フライパンの油を捨て、赤ワインを入れ、焦げ付きがあればそれをこそげとる。半分の量になるまで煮詰めて煮込み鍋に入れる。ここで切った野菜も投入。さらに香草/香料を加える。本当は香草/香料はネギで他のものを包んで凧糸で縛ってブーケガルニにするらしいですが、面倒くさいのでそのままバラバラと入れる。で、ひたひたになるくらい水を入れる。
- 煮込み開始。こまめにアクをとりましょう。
- アクが少なくなってきたらトマト水煮を入れ、塩を振って中火で野菜が柔らかくなるまで煮る。40分くらい。味見して、適宜塩こしょう。
- ここで、ポイントとなるカラメル作り。フライパンに砂糖を入れ、そのまま火にかける。混ぜなくてよい。砂糖が溶けて茶色くなってきたら、フライパンを揺するか、お玉かなにかでちょいちょいとかき混ぜ、ふちが真っ黒濃げになるのを防ぐ。最初細かい泡が立ってブツブツと白茶色くなるが、さらに混ぜつつ待っていると5ミリー1センチくらいの大きめの泡がブッツブッツと出てくるので、それまで待ちましょう。濃い焦げ茶色になったら、シチューの煮汁をお玉1パイ投入、かき混ぜてから煮込み鍋に入れる。煮汁を入れるところでジャーッとすごい音がして怖いががんばろう。(注:黒く焦げる寸前まで待つことで甘みが飛び、風味だけが残って隠し味としてビューティフル。あんまり火を通していない状態だと、甘ったるいシチューになってしまうので注意。)
- ブールマニエ作り:フライパンにバターを溶かし、小麦粉を入れ木べらでさささと混ぜながら炒める。火は中火。コーヒー牛乳色のペーストになったら、お玉で煮汁を入れ、ヨーク混ぜてゆるくしてから、煮込み鍋に。ここも煮汁を加えるとジャーッ湯気ーとなります。(お玉で煮汁を入れて混ぜるステップを省いて元の鍋に戻すと、ダマになる危険があります。)ブールマニエを加えることでとろみが出ます。
- とろ火にしてさらに10−15分煮込む。
大体この通りで美味しいシチューが出来上がりました。
外でここまでするのは、かなり骨が折れましたが、料理もキャンプの醍醐味ですので、その辺は行くメンバーとその日のやる気次第でしょうか。
注意点としてはアクをこまめにとること、カラメル作りで焦がさないこと、味が上手くでなかったときのために、コンソメや味覇やブーケガルニなどを余分に持っていっておくこと、牛肉とワインは安いものでも意外といける、ですw
あと、大根はものによっては火が通りにくいので小さめに切るといいかもしれません。
たくさん作って翌日の朝も是非!
スノーピーク奥日田というスノーピーク直営のキャンプ場に初めて行ってきたんですが、ロケーションも設備も大変素晴らしかったです。
テントとタープはスノーピークを買ってみました。ド定番ですね。
スノーピーク(snow peak) タープ アメニティタープ ヘキサLセット [6人用] TP-851S
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そしてもちろんイスはアウトドアイスの王者HELINOXビーチチェア
腰高のキャンプチェアは切り捨て、低いテーブルでビーチチェアが最も快適にキャンプができるのです!
キャンプチェアに関しても記事を書いています。
今回は「電源オートサイト」というAC電源がついたクルマを横付けできる区画を予約してみました。
「電源?そんなもん邪道!使いません!」
とか思っていたんですが、ガスで沸かすお湯もティファールの電気ケトルで沸かすお湯も変わらないですよね。便利にするために高級キャンプグッズを買うのとなんら方向性はかわらない、とw
ティファール 電気ケトル 1.2L ジャスティン プラス カカオブラック KO3408JP
- 出版社/メーカー: T-fal(ティファール)
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ということは、夢が広がりますね。PS4とプロジェクターを持っていって、キャンプで桃鉄、ということも可能なわけです。
次回は可能な限り電気を使ったキャンプに挑戦したいと思いましたw
このスノーピーク奥日田キャンプ場、テント貼ってみてびっくり。なによりもひとつひとつの区画が広いです。二家族くらいは余裕でいけます。そしてトイレがキレイ。景色もキレイ。展望大浴場完備。クルマが横付けできるのもいいですね。
そしてショップにキャンプグッズの販売とレンタル、ビールや氷の販売あり。
僕の隣の区画の家族はなんと食材以外手ぶらで来ていました。BMWの5シリーズが止まり、え?このクルマでキャンプ?と思いきや、テントはもちろん、鍋から椅子から全てレンタルで揃えてました。
自宅から持ってきたのは寝袋と食材とクーラーボックスだけだそうで。
レンタルはもちろんスノーピーク製品だし、横目で観ていて、「これはアリかもしれない」と思いました。最も面倒なテントの片付けと帰ってからのメンテナンスがいらないんですよね。
行く前に思っていた、百戦錬磨のキャンパーが集うような場所ではなく、実はキャンプに対するハードルがとても低いキャンプ場であるスノーピーク奥日田、オススメです!