Netflixドキュメンタリー「グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル」
クオリティが高すぎてときどきフィクションを観ているかのような錯覚に陥ることも珍しくない、Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ。
さすが、スポンサーがいないと自由に公開できる、という点ではドキュメンタリーはつくづく配信向きだなあと思わざるを得ません。
ここしばらくはNetflixドキュメンタリーにハマって観ていました。
あと、殺人の視聴率
どちらも途中から何を観せられているのかさっぱりわからなくなる超展開が待っていますが、今回もすごかったです。
詳細は以下より
あらすじ
2016年の米国大統領選挙をきっかけに明らかになったSNSの闇。その象徴ともいうべきデータ会社ケンブリッジ・アナリティカと一連の事件に関与した人々を追う。私たちのデータはどのように利用され、どんな影響を世の中に与えているのか。ベールに包まれていた大規模テクノロジー企業によるデータビジネスの全貌が明らかにされようとしている。
予告編
データ・ビジネス、監視資本主義の恐ろしさ

広告をクリックしてジャンプした先で商品を購入することで利益が生まれるシステムなんかは簡単に想像がつきます。
検索結果が上にくるように広告主がお金を払う、それも簡単に想像がつきます。
さっき検索した内容が即広告に反映する、なんてことでも昨今は全然驚かなくなってきました。
無料ゲームやアプリをスマホにインストールしたことがない方はいないと思います。
を使ったことない方も少ないと思います。
規約、誰も読んでませんよね。
まあおそらく、
「お前のFB上の行動パターンは情報としてちょびっと使うかも」
的なことが書いてあるんだと思いますが、読んだことありません。多分今後読むこともないと思います。
このドキュメンタリーはその「個人的な情報」をいけないことに使っちゃった人たちのお話です。
グレートハック、必見です
陳腐なSF映画なんかに登場する、
「愚民どもを操って独裁政治をおこす」
なんてことが実際に起ってしまっている嘘みたいなホントの話。え?大丈夫か世界?!てなること請け合いです。監視資本主義怖い。
「あなたは大丈夫ですか?」

陰謀論的なものすべてを信じているわけではないけれど、CA社だけの問題ではなく、身近にいくらでもありそうだということで情報との付き合い方を改めて考えるきっかけになったすごいドキュメンタリーでした。必見です。
関連オススメ作品
順番的には
くすぐり
殺人の視聴率
を先に観ておくと、ゾクゾク度は最高潮にアガると思われますw
そして先日公開されたブラックミラー5-2「待つ男」も関連として観ておくといいと思います。